今回の記事では、飲食店開業時における従業員の求人方法をお伝えします。求人方法は大きく分けて3つあります。
- 求人媒体
- ハローワーク
- セルフ求人
それぞれの特徴を理解し、自分のお店に合った方法をうまく活用しましょう!
1.求人媒体
まずは、求人媒体です。WEBでの募集や、紙面での募集など様々です。また、使用する媒体によっては地域に特化したものや雇用形態に特化したものなどがあります。ですので、求人媒体を使用する際は、自分が集めたい人材はどういった人なのか(雇用形態、年代など)をよく考えた上で、選択しなければいけません。
各社に支払う料金に関しても「掲載型」「成果報酬型」があります。簡単に説明すると「掲載型」は掲載する時点で料金が発生します。ですので、極端に言えば、掲載はしたが見合った人がおらず誰も採用しなかった場合でも料金は支払わなければいけません。「成果報酬型」は、掲載段階での料金は発生せず、採用が決まった時点で料金が発生します。なので、お金だけ飛んでいくということはありませんが単価は「掲載型」に比べて高い傾向があります。
2.ハローワーク(公共職業安定所)
ハローワークは社員募集がメイン対象になります。ハローワークを使用する大きなメリットは公共のサービスになるので費用がかからないことです。
しかし、掲載している企業や店舗は多く、目立たず埋もれてしまう可能性があります。また多少の傾向はあるものの老若男女が利用しますので、なかなか狙った人材が集まらないというデメリットもあります。
つまり、募集から採用まで時間がかかってしまう可能性があるので、オープンまでの期日がある飲食店開業時のスタッフ募集で使う際には注意が必要です。
3.セルフ求人
3つ目はセルフ求人です。セルフ求人とは、店頭での看板やポスターによる求人募集、またはSNSの活用による求人募集です。こちらに関しても基本無料で掲載することができます。
店頭による募集をみて応募する人は、店の雰囲気を知った上で応募しているはずです。またお店の周辺に住んでいる方が対象となっているので、自然と採用率が高くなります。
SNSによる募集も、全くそのお店を知らない人が応募してくる可能性は低いので、比較的意欲が高い人が応募してもらえるケースが多いようです。
ただ、発信力に関しては自社SNSが育っている場合を除いては、他の2つよりも低くなりますので注意が必要です。
4.まとめ
いかがでしたか?まとめると
費用はかかるが、発信力が高く、集めたい人材を狙える「求人媒体」
費用がかからず、発信力も高いが、広範囲への募集になる「ハローワーク」
費用をかけずに関心の高い人にアプローチできるが、発信力が弱い「セルフ求人」
それぞれ特徴が違ってきますので、自分のお店の状況に合わせた方法を選択して下さい。