コーヒーメーカーの選び方

機器・什器・備品
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お店に置くコーヒーメーカーはどこのメーカーの、どの程度の大きさのものにしたらよいのか、何を基準に選べばよいのか悩ましいところです。今回は、コーヒーメーカー選びについて、まとめました。あなたのお店にマッチした、コーヒーメーカーを是非選んでください。

コーヒーメーカーの選び方その①機能で選ぶ

抽出量で選ぶ

ひとつ目は「一度に何人分準備しておきたいのか」という視点で考えてみましょう。一般的なコーヒーカップの内容量は130~140mlです。10人分準備しておきたいのなら、給水タンクの容量が1,300cc程度のコーヒーメーカーを選ぶと良いでしょう。数回に分けて抽出するのなら、コンパクトなタイプでもよいでしょう。抽出したコーヒーは、保温時間が長くなると煮詰まってしまい、味が落ちてしまうため注意が必要です。おいしいコーヒーをお客様に提供するためには、必要な分だけ抽出するのが理想的です。

手入れのしやすさで選ぶ

ふたつ目は手入れのしやすさです。外側は拭き掃除ができるので問題ないです。内部は掃除がしにくく、汚れが貯まるとコーヒーの味が落ちてしまいます。という事で、内部の清掃がしやすいもの、取り外して洗浄できる物がよいですね。機種によっては自動洗浄機能がついているものもあります。値段は高くなりますが、そういったものを選択するのも1つの方法です。

+α機能で選ぶ

みっつ目は+αの機能がどれくらいついているのかという視点です。おいしいコーヒーを抽出する一番の秘訣は、「蒸らし」でしす。コーヒーメーカーによっては、蒸らし機能のついたものあります。他にも、ミル付き、ミルクウォーマー機能など+αの機能がついていると、 更にカフェラテなど関連したメニューの提供ができます。

コーヒーメーカーの選び方その②抽出方法で選ぶ

ドリップタイプ

一般的にみられるコーヒーメーカーはこのタイプになります。豆を挽いて使用するミル式のタイプと粉を抽出するフィルタータイプに分かれます。お手軽にコーヒーを楽しめます。

価格は容量にもよりますが、フィルター式なら5,000円台から、ミル式で全自動になると10,000円台から、高価格のもので7~8万円のものもあります。

サイフォン式

お湯の蒸気を使用してコーヒーを抽出します。昔ながらの抽出方法です。レトロな雰囲気が魅力的ですが、大人数準備したい場合には向きません。価格は7,000円台から20,000円くらいまでになります。お店のコンセプトに合わせて選ぶ1品と言えそうです。

エスプレッソコーヒーマシンタイプ

エスプレッソ専用とコーヒーメーカーの機能も合わせたタイプ両方があります。コーヒー本来の味や香りを楽しむ事ができます。カプチーノやカフェラテにも対応しているのでドリンクの幅も広がります。コンパクトなものもありますが、比較的場所をとるため、小さなお店では設置場所に工夫が必要です。エスプレッソ専用の物なら価格は20,000円台からあります。業務用は20万円以上になる場合もあります。

主なメーカー

JURA(ユーラ)

10~15席の小さな飲食店にはちょうど良いコンパクトサイズでメンテナンスも簡単な機種があります。

Kalita(カリタ)

コーヒー機器総合メーカーです。業務用機器の取り扱いも行っていますが、ハンドドリップを試してみようと思う方には、カリタ式のドリッパーがおススメです。。

Delongi(デロンギ)

デロンギは誰もが知るコーヒーマシンのメーカーです。おしゃれで洗練されたデザインのマシンは、それだけでお店をおしゃれに演出してくれそうです。

FRANKE(フランケ)

少し規模の大き目のレストランや飲食店向けのマシンを取り扱っています。全自動マシンのラインアップは豊富です。

Nestle(ネスレ)

日本ではおなじみのコーヒー総合メーカーです。コーヒーマシンの中でも、ラティシマシリーズはミルクレシピ専用のシリーズです。ミルクレシピにこだわってみたい時は良いでしょう。

まとめ

コーヒーメーカーといっても、様々な種類があります。選ぶポイントは、客数を基準にするのか、機能優先なのか、デザインなのか、価格なのかは様々です。お店にとって何が必要なのか、目的を明確にして選択することが重要です。

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