ディスプレイ広告で集客!リスティング広告との違いは?

集客&販促
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飲食店のインターネットを使った集客を考えた時に、最初に浮かぶものは何でしょう?ホームページ?FacebookなどのSNS?食べログなどのグルメポータルサイト?など、ネットを使った集客にはたくさんの種類があります。無料のものもあれば、有料の広告もあります。

今回紹介するのは「ディスプレイ広告」と呼ばれる、有料のWEB広告の1つです。リスティング広告と比較されることが多いのですが、果たしてどう使い分ければ良いのか?そもそも飲食店の宣伝との相性はどうなのかというところから考えていきましょう。

ディスプレイ広告とは?

そもそもディスプレイ広告という言葉を聞いたことがありますか?WEBでの集客を考えているお店であれば、聞いたことあるかと思います。言葉は知らないけど、あなたもきっと目にしたことはあるはず。パソコンで検索していたり、ブログを読んでいたら画面の右側や下側に表示されている画像や動画の広告ありますよね。それがディスプレイ広告なのです。

GoogleとYahoo!の2大検索サイト

ディスプレイ広告は、GoogleとYahoo!が有名です。Googleアドワーズ広告の「GDN(Googleディスプレイネットワーク)」、Yahooプロモーション広告の「YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)」の2つあります。

料金体系は?

ディスプレイ広告は、リスティング広告と同様「クリック課金」となっております。表示されている画像がクリックされることで課金されるので、表示されるだけは料金はかからないので、効率的な広告であると言えます。

リスティング広告との違い

ディスプレイ広告はよくリスティング広告と比較されることがあります。有料のWEB広告としてどちらも人気の広告です。大きな違いとなるのは、表示される場所と表示方法の違いがあります。

表示させる場所

リスティング広告はgoogleなどで検索した際、検索結果と共に表示されます。一方ディスプレイ広告はポータルサイトのトップページやコンテンツ部分に表示される広告です。

表示方法

表示方法にも大きな違いがあります。リスティング広告はテキストベースです。画像などの使用はありません。一方ディスプレイ広告はテキストの表示もできますが、画像・動画・アニメーションなどを使用することができます。

ディスプレイ広告を出すときの3つのチェックポイント

目的

まずは広告の目的をはっきりさせましょう。広告の目的が「集客」なのは言うまでもありませんが、そこから「直接予約」を取りたいのか、それともお店の存在をPRする「ブランディング」を目的としているのかで、広告の内容が変わってきます。直接予約とは、通常の来店予約もそうですが、「忘年会受付中」や「結婚式二次会ならここ」と言ったイベントに対する訴求もできますね。ブランディングを目的とする広告は、お店のコンセプトや内外装、メニューを打ち出すことにより存在を知ってもらうことに重点を置いてます。そこから直接予約が獲得できなくとも、選択肢としてお客様の中に存在させておくと言った方がわかりやすいかも知れません。

キーワード

リスティング広告と同様、ディスプレイ広告もキーワードを設定することができます。上の目的に合わせたキーワードを設定しましょう。「忘年会」「貸切」といった言葉はライバルのお店も使っている可能性が高く、ライバルが多いほど広告予算が高くなります。そういった時は入れたいキーワードにお店のウリを足すことにより差別化を図りましょう。例えば「忘年会 ワイン」や「貸切 コスプレ」といったお店の特徴に合わせた言葉を足すことにより独自性を高めるのです。

予算

最後は予算ですが、こちらもリスティングと同様、上限予算を決めることができます。上限予算を決めることにより、広告費として決めた金額を越えることがないので安心です。

ただし「費用対効果」の視点は忘れてはいけません。例えばカフェを経営としてて、来店目的でディスプレイ広告を打ったとします。それによって来店したお客様が10人いたとして、仮に客単価が800円だった場合の売上は8,000円です。この広告に30,000円の予算が投じられていたらどうでしょう?22,000円の赤字ですよね。こういったことにならないように、広告の予算と目的を明確にさせ、そこから得られる売上を常に考える必要があるのです。

トライ&エラーで精度を上げる

ディスプレイ広告もリスティング広告も使いこなせば、どちらも非常に効果的な宣伝方法です。ただし、1回でうまくいくことは珍しく、繰り返し行うことで精度を高めていきます。効果が出なかった理由はキーワードの選定にあったのか?それとも画像が悪かったのか?クリックはされているが来店に繋がらないのはホームページが見にくいからなのか?といった疑問点がたくさん出てきます。この疑問点をあぶり出すには、まずチャレンジしてみると言うことが大切なのです。失敗しても大きな怪我にならない程度に予算が設定できるのも魅力の一つですからね。

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