ダイレクトメールを有効活用しよう!

集客&販促
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広告や販売促進の手法の1つにダイレクトメール(以下DMとする)があります。郵便受けに入っている、お店からのハガキや封筒です。あなた自身、そのハガキや封筒をどのように扱っていますか?封を開けて、内容を確認してから処理していますか?差出人だけを見て処理していますか?あなたが、封を開けたDMはどのような物だったのでしょうか?開封したのには、何かしらの関心を引かれたからではありませんか?

これからはあなた自身がDMをお客様に送る側になります。大手飲食店とは違い、小さなお店だからこそできる事は何があるのでしょうか。DMの目的から活用方法までまとめました。

DMとは

DMとは、お客様に郵便物や電子メールを送って、直接お店の宣伝などを行う方法です。直接お客様の手元に情報が届く可能性が高く、その意味では効果的で効率的な方法になりえます。ただし、事前にお客様の宛先情報を収集する必要があります。望まれないダイレクトメールは、かえってお客様からの印象を損ねる可能性があるため注意が必要です。

参考:weblio辞書 https://www.weblio.jp/content/ダイレクトメール

DM送信の目的

・常連のお客様のリピート率アップ

・しばらく来店のないお客様へのアプローチ

・新規のお客様の獲得

一般的にはこの3つに絞られます。しかし、新規顧客に関しては、宛先情報がない以上は送ることができません。仮に、宛先情報を入手したとしても、知らないお店からDMが届いた場合のお客様の印象を考えると、慎重な対応が必要です。

DMの送付方法

ハガキ

ハガキは低コストで作成することができます。また、内容がひと目で分かるというのもメリットの1つです。しかし、掲載できる情報量に限りがあるため、封書などを選んだ方が良い場合もあります。お客様のプライバシーに関わるような内容の場合は、封書もしくは粘着式のハガキを選ぶ方法がありますね。

封書

チラシなどの情報量が多い場合には封書を利用します。お店側のデメリットとしては、コストがかかること、準備に手間がかかることです。お客様にとっても、開封しないと中が確認できないのは、手間に感じるかもしれません。

その他

このほかにもパンフレットやニュースレターといったものがあります。パンフレットは全体的コストや手間がかかるため頻回に利用できません。周年記念やメニューのリニューアル時に利用してみても良いでしょう。

ニュースレターのように、新聞形式で定期的に送付するのも良い方法です。定期的となると、作成の負担は増えますが、その分お客様の印象には残りやすいと言えます。お料理レシピや季節の情報、お店に関する様々な紹介記事を載せると、来店時の話題作りに役立つかもしれません。

DM作成のポイント

日々の情報収集とデーター整理

日々の情報収集は、お客様の連絡先を知るためだけのものではありません。お客様の来店頻度や、好きなメニュー、仕事や趣味のこと、お客様にかかわる事はどんどん情報を集めて整理しておきましょう。

送信内容の明確化

当然ですが、どのような情報を届けるのか、内容を明確にしましょう。ここで重要なのは、お客様にとっての「メリット」を盛り込むことです。やはり、来店してもらうには、何かしらのメリットを感じてもらわなければ来店には結び付かないのが現実です。メリット以外に、興味関心を引く内容も入れましょう。「新メニュー」や「旬食材入荷!」や「季節のメニュー」なども、来店を促すキーワードになりそうです。

オンリーワン的な工夫

大手にはできない、小さいお店だからできる、DMの工夫です。お客様一人ひとりにあった内容をカスタマイズしてみるのも良いでしょう。印刷したDMにひとことメッセージを添えてみてはどうですか?せっかく、お客様の情報を得たのなら、それを活かさない手はありません。お誕生日や記念日などの機会を利用して、「特典」のDMをおくるのも1つの方法です。

お客様情報の集め方

ここで、問題はお客様の情報をどうやって集めるのか?住所を教えてもらうのは難しいため、DMは郵送よりもメールを利用することが現実的でしょう。

例えば、ネット予約をしているお店なら、そこからお客様のメールアドレスは分かりますね。来店時にアンケートを記入してもらうやり方も良いでしょう。

もうひとつはSNSを上手に使いこなすのも1つの方法です。SNSなら気軽に繋がって、お店の情報を手元に直接届けることができます。

まとめ

今回はお客様のリピートを促すための方法をしてDMを取り上げました。住所やメールアドレスの入手が困難な場合は、SNSを活用する方法も有効です。しかし、どのような方法をとっても、来店に結びつくという確実性はありません。来店への確率を高めるためには、1つの方法ではなく様々な方法を組み合わせる事が重要です。そして、より個別性のある関わりをすること、来店時の満足感を高める事が更にリピーター獲得へと繋がるのです。

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