小さなお店のリスティング広告を使った集客

集客&販促
この記事は約4分で読めます。

今や集客の多くはWEB上で行われるようになっています。WEB集客には様々な種類がありますので、それぞれのメリットやデメリットを理解して利用することが重要です。今回はその中の1つ、リスティング広告について説明します。リスティング広告の特徴を理解し、お店の集客に役立てましょう。

リスティング広告とは

リスティング広告という言葉を聞いたことはありますでしょうか?この広告の名前を聞いたことがない人も、この広告は目にしたことはあると思います。こちらの画像をご覧ください。

これはGoogleで「飲食店 開業」と検索した結果です。この画像に「広告」と書かれている部分があります。赤枠の部分ですね。これがリスティング広告です。つまりリスティング広告はGoogleやyahooの検索結果に表示できるテキスト広告の事を言います。

リスティング広告には検索連動型とコンテンツ連動型の2種類があり、検索連動型は、上の画像のようにユーザーがキーワードを入れて検索することで広告表示されます。コンテンツ連動型はWEBサイト内のコンテンツ内に表示されます。サイト内やユーザーの興味に合わせて、検索サイト以外のニュースサイトやブログなどに掲載されます。

リスティング広告の特徴

キーワードの選定が大事!

リスティング広告では、あらかじめキーワードと予算を決めておきます。そのキーワードを利用者が検索した時に優先的に表示してもらうのです。例えば生パスタがウリのイタリアンのお店を経営している場合は「生パスタ イタリアン」といったようにです。しかし「生パスタ」や「イタリアン」といった一般的な言葉は他店も使っている恐れがあります。ライバルがいる時は、予算を大きく使える方が上位に表示されます。このキーワードは、みんなが検索するであろう言葉であればあるほど「ビッグワード」と呼ばれ、上位に表示されるためには予算が多くかかるのです。そういった時の対処法として、自分のお店ならではキーワードを見つけることです。一つは「地域名」を入れるのも良いでしょう。「生パスタ 大阪」にするだけで、地域の絞り込みができますね。

このキーワード選定こそ、リスティング広告の効果を決める重要な要素なのです。

広告料は?

リスティング広告は「クリック課金」と呼ばれる料金体制をとっています。「クリック課金」とはクリックされるごとに〇〇円かかるということです。裏を返せば、クリックされなければ料金はかからないのです。

また使用する料金は、上限を決めることができます。30,000円に設定すれば、クリック課金によって料金が30,000円に到達した時点で広告の掲載が自動で終了します。上限が決まっていることにより、不要にかかり過ぎることがなく、クリック課金ということで一定の成果は保証されていると言えます。

飲食店の広告にリスティング広告は有効なのか?

「リスティング広告を出すことによって集客はできるのか?」結局のところ読者の方が知りたいのはこの部分ですよね。前章でも書きましたが、クリック課金という仕組みを使っているので、一定の成果は期待できます。しかし、クリックされたからといって売上が上がるわけではありません。まずは、クリックされることが大事ですが、その先の来店に繋がらなければ意味がないのです。では、来店に繋がるポイントは何かというとホームページのクオリティが大きく影響してきます。ホームページでどれだけあなたのお店の魅力を伝えることができるのか。ここが重要です。

美味しそうな写真がたくさんありますか?
店内の雰囲気が伝わりますか?
メニュー表を載せて、安心感を与えていますか?

飲食店の効果的なホームページづくりのポイントはいくつもありますが、ここを抑えているかが、お客様の来店の境目になります。つまり、リスティング広告の効果だけでは売上アップは望めず、ホームページとの組み合わせによって始めて本当の効果を得ることができます。

まとめると…

今回の記事をまとめると

  • リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果を利用したテキスト広告であること
  • キーワードの選定が大切
  • クリック課金で、予算の上限設定が可能
  • リスティング広告単体ではなく、ホームページとの相乗効果で本領発揮

となります。多くの飲食店は食べログやぐるなびといったポータルサイトを利用していることが多くお店のホームページをしっかり運営しているところはまだまだ少ないのが現状です。そういった中、ホームページとリスティング広告を使った他店が行なっていない集客方法は大きな価値があるでしょう。

聞きなれない言葉で少し難しく感じたかもしれませんが、小さな予算からでも始めることができますので、是非試してみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました