予約が入るたびに社会貢献ができるアプリ知ってますか?

集客&販促
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今回の記事は、経営や開業術とは少し違った視点です。あなたは集客と社会貢献が一緒にできる「テーブルクロス」というアプリをご存知でしょうか?もしかしたら使ったことがある方もいるかもしれませんね。予約が入る度に寄付ができるとはどのような仕組みで成り立っているのでしょうか?

テーブルクロスとは?

まず最初にそのアプリと提供していう会社についてですが、「テーブルクロス」とは株式会社テーブルクロスが提供しているしているグルメアプリです。公式ホームページには

「テーブルクロス」とは、飲食店の予約をするとその人数分の給食を途上国のこどもたちに届けることができるグルメアプリ。
予約という日常の行動が、誰かのためになるという新たな寄付活動「チャリティ予約」を日本の文化として普及させることを目指しています。

公式HPよりhttps://tablecross.com/

と書いてあります。

テレビや雑誌に何度も取り上げられておりますので、ご存知の方も多いかもしれません。おそらくですが、その時あなたは予約する側だったでしょう。しかし、これからはお店を登録してお客様に予約してもらう側です。集客もできて、一緒に社会貢献もできればお店を運営する側として、とても素敵なことですね。

なんで予約と社会貢献が繋がるのか?

テーブルクロスアプリへの掲載料は無料です。なのに、予約が入るだけで、なんで社会貢献に繋がるの?って思いますよね。その仕組みと共に登録の仕方や費用対効果について考えてみましょう。

登録方法と料金

お店の掲載料は基本無料となっておりますが、テーブルクロスのアプリを通して予約が入った時に「予約人数×180円」が発生するという成果報酬型の広告料が発生します。これが元となって海外の子どもたちへ繋がっていくのです。

広告は掲載料として予約の有無に関わらず発生するものが多いので、テーブルクロスのような成果報酬というのは、お店側としても使いやすくて良いですね。利用方法は、公式ホームページの「飲食店登録フォーム」より登録を行います。必要情報を入力後、審査が行われ問題なければアプリ内にて掲載がスタートになります。

費用対効果を考える

このアプリによる広告料は寄付の側面もあるので、あまりシビアに考える必要はありませんが、継続的に営業できなければ本末転倒です。

広告料は、予約の人数に対して固定で180円かかりますので、お店の業態によっては費用対効果が高くなりかねないので注意が必要です。例えば、一般的な広告宣伝費の目安としては売上の3~5%と言われています。100万円の売上なら3~5万円ですね。1万円なら300円〜500円。仮にこの1万円の売上がテーブルクロスを使った2人のお客様で構成されたものであった場合、支払う広告料は360円になりますので、一般的な予算の範疇と言えます。しかし、この1万円が3人以上の人数で構成されればそれだけ売上の中の広告費が占める割合は高くなっていきます。

ただし、何度も書くようにテーブルクロスは成果報酬型なので、予約された分にしか発生しません。なので、予約の有無に関わらず発生する掲載料と違って、あらかじめ広告料と提供する料理を計算しておけば広告費率をコントロールすることは容易でしょう。

最後に

念の為書いておきますが、この記事ではテーブルクロスを飲食店の集客ツールとしてどうなのかを伝えたいわけではありません。ただ純粋に、これから開業を目指す人たちにこういったツールがあることを知って欲しいと思います。

とは言え、ビジネスはボランティアではありませんから、利益を出し続けなくてはいけないことも事実です。集客と社会貢献が同時にできる仕組みはとても素晴らしいので、登録する飲食店が増えれば、それだけ利用するお客様は選択肢が増えます。そうなると、ますますこのアプリの利用者が増えるでしょう。そして利用者が増えれば、それだけ多くの子どもたちに給食を届けることができる。そのような好循環が生まれることを、創り出すことが出来たら素晴らしいですし、その一角を担っているということは、あなたのお店の存在価値を高めることにも繋がりますね。

掲載している店舗は10000店舗以上、ダウンロード数も40万以上となっております。お客様は外食する時に予約をするだけで寄付に繋がり、お店側は予約が入れば広告費を支払い寄付に繋がる。一外食を楽しむ人として、一お店のオーナーとして双方の面を持つ私としても、お客様と店舗どちらにとってのメリットもあるこのアプリが広まれば良いな考えています。

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