言わずと知れたSNSの代表的存在「Facebook(フェイスブック)」。今日はフェイスブックを飲食店の集客ツールとしての利用するときのポイントや注意点をみていきます。
Facebookの特徴
現在のフェイスブックのユーザーは約2600万人程度と言われており、数年前をピークに現在は少し減少傾向にあります。また利用している年代も10〜20代の若年層より30〜50代の年齢層が多い傾向にあります。若い層には弱いものの、広い年代に利用されているSNSですので、カフェやイタリアン、中華、居酒屋、焼肉店など、飲食店としては業種を選ばずに利用できるでしょう。
お店のFacebookページを作る
お店でフェイスブックを利用する場合、個人のアカウントとは違い、Facebookページを作成することになります。フェイスブックページの作り方はリンクを貼っておきますね。
Facebookページを作成するにはどうすればよいですか。https://www.facebook.com/help/104002523024878?helpref=about_content
Facebookヘルプセンター
フェイスブックページとは、企業や団体がユーザーとの交流を目的としたアカウントであり、複数人での管理が可能となっております。ですので、お店で運用する場合でもアクセスの権限を従業員の方にも与えることにより、役割を分担することができます。
また、フェイスブックページは個人のアカウントのように友達申請によるつながりではなく「いいね」を押してもらうことにより「フォロワー」を獲得していくという流れになります。ですので、投稿に対してどれだけ「いいね」を集めることができるかが重要となってきます。
フォロワーをどうやって増やしていくか?
ユーザーの人に「いいね」を押してもらうことによりフォロワーとなり、そのお店のフェイスブックページをフォローしたことになります。その後、投稿した内容はフォロワーの人のタイムライン上に流れるようになり、こちらの情報が伝わりやすくなります。つまりこのフォロワーの数が単純にそのフェイスブックページの情報発信力となるのです。それでは、フォロワーを増やす方法にはどういった方法があるでしょうか?
①直接繋がりがある人に「いいね」をしてもらう
フェイスブックページの作成当初は、誰でもフォロワー0人からのスタートです。まずは身近な知り合いや友達にページの「いいね」をリクエストしてみましょう。特に開業前やお店のオープン当初はまだまだ繋がりが少ないため、来店してくださったお客様に積極的に声かけをしてフォロワーの獲得に努めましょう。
②配信する頻度と内容から考えてみる
次は配信する頻度や内容からフォロワーの獲得を考えてみます。配信する頻度はできるだけ多くできれば営業する日は毎日投稿することが理想でしょう。ただでさえ忙しい日々の営業に加えて情報発信することは慣れるまでとても大変なことでしょう。慣れるまでの間は内容のクオリティにはこだわらず、まずは投稿することを営業のルーティンの中に入れてしまいましょう。内容はその日仕入れた食材の話でも、お店に対する思いでも、お客様との楽しいエピソードでもなんでも構いません。投稿を続けているうちに良い反応の記事と反応があまりない記事の違いがわかってきます。
またフォロワー限定のお得な情報を配信するのも良いでしょう。フォロワーになっている価値を高めていると共に、その情報が人に伝えたいと思うほどのものであれば、シェアしてもらうことで新たなフォロワーを獲得することに繋がります。
直接会うことができる人に、積極的に声かけを行うことはとても重要で継続して行うべきですが、それに加えて配信頻度と内容からのフォロワー増加も狙っていきましょう。
③Facebook広告でフォロワーを増やす
フェイスブックには、有料で広告を出すことができます。この広告を使えば、ターゲットとする年齢や、配信する地域を絞り込んだ上で「いいね」のリクエストを出すことができるので、フォロワーの増加に役立ちます。また、広告費用も上限を設定することができるので、使いすぎる心配もありません。まずは、低予算から広告の効果を確かめながら使用することをお勧めします。
あとはどんどん活用するだけ
フェイスブックページを作成し、フォロワーも獲得すればあとは、日々情報を配信し続け集客につなげるのみです。お得なクーポンやあなたのお店独自のイベントをどんどん配信しましょう。お客様に知ってもらわなければ、どんな良い企画もなんの意味もありませんからね。
お客様が喜ぶ情報をどんどん配信する → 多くの人が見てくれる/シェアしてくれる → フォロワーが増える → 来店客数も増加 → モチベーションUP → お客様が喜ぶ情報をどんどん配信する → ・・・
といった好循環になるように、フェイスブックページを上手に活用していきましょう。