小さな飲食店の常連獲得へのヒント〜3回安定10固定の法則〜

経営&運営
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お店を安定的に経営していくためには、常に新規のお客様を獲得する事とその新規のお客様に常連になって2度3度とお店に足を運んでもらう努力をしなければなりません。

常連とは何回来てくれたお客様の事を指すのでしょうか。ここに関しては具体的な数字はなく、お店によるとしか言いようがありません。1週間に1回来てくれれば常連と呼ぶお店もあるでしょうし、1ヶ月に1回のお店もあるでしょう。1年1回だとしても、毎年決まった日に来てくれるお客様も常連と呼ぶことができるかもしれません。

常連の定義は様々ですが、人の行動パターンとして3回安定10回固定の法則というものがあります。新規で来たお客様を常連のお客様へと繋げる大切な法則なので、ぜひ今回学んで実際の営業に繋げていただければと思います。

3回安定10回固定の法則とは

3回安定10回固定の法則とは、飲食店や小売店などでよく使われるマーケティング理論の1つです。お店を3回利用していただくことで、そのお客様は安定して来店してくださるようになり、10回利用してもらうことでお店のファンになり、より他のお店に浮気しにくくなるというものです。この法則を理解することで、個人で経営する飲食店でもしっかり常連客の獲得、お店のファン作りに繋げることができます。

まずは再来店してもらうこと

ここまで読むと「3回でいいの?」と思われる人もいるかもしれません。しかし、この3回が難しいから飲食店の存続率は非常に低いのです。正直お店を開業することよりも、新規のお客様を集めることや常連のお客様になってもらうことの方が難しいでしょう。

実際営業してみるとわかりますが「また来ますー」と言って、本当に来てくださるお客様はほんの一握りです。決してお客様も嘘で言っているわけではなく、その時は本当にまた来ようと思っている人がほとんどだと思います。でも、来ない。またはすごく期間があきます。それはなぜでしょうか。あるアンケートによると、再来店しなかった理由は「忘れていた」や「なんとなく」が多数だったと言われています。つまりお店に対して不満はなかったが、行こうと思わせるキッカケがなかっただけなのです。なので、裏を返せば、そのキッカケさえ作ることができれば再来店を促すことができるのです。

短い期間で3回を目指す

それでは、そのキッカケ作りにはどういったものがあるでしょうか。

古典的で非常に効果の高いスタンプカード

一番シンプルでわかりやすいのがスタンプカードです。それも10回や20回で特典がもらえるような長いスパンのものではなく、3回来たら特典をもらえる短期間のスタンプカードです。

例えば初回来店で500円OFF、2回目は乾杯の飲み物無料、3回目で20%OFFといった3回目までは毎回特典ありで、10回来店時にはより豪華なサービスをしても良いかもしれません。

もちろんサービスの中身は精査する必要がありますが、それほど大きなサービスをしても、これからお店のリピーターとして始まる長いお付き合いを考えれば、とても効果的だと考えます。またスタンプカードの利点は、人が持つ収集癖の部分にも作用するのでより効果的ですね。

SNSで存在感アピール

また最近では、SNSによる訴求もできます。使うSNSはインスタグラムやLINE@など好みのもので大丈夫です。初めて来店したチャンスに逃すことなくインスタグラムのフォローやLINE@の積極的な登録を促すために、キャンペーンを実施しても良いでしょう。インスタグラムフォローでデザートサービスや、LINE@登録でドリンク一杯無料などです。登録後、大事なのは、お客様に忘れられないことなので、忘れられることの無いように日々継続的に投稿しましょう。

まとめ

今回は、新規のお客様を常連のお客様に繋げる方法をご紹介しました。お店の売上を伸ばしていくには絶えず新規顧客の獲得が必要です。そして、お店の売上を安定させていくには常連のお客様の力が必要です。どの常連のお客様も最初は新規客から始まっています。まずは忘れられない工夫をすることが最重要なのです。スタンプカードで次回来店の特典を促したり、SNSを使って積極的にコンタクトを取りましょう。2回目だけではなく3回来ていただくことが目標です。

最後に、忘れてはいけないのが、3回安定10回固定の法則などといった常連づくりのノウハウは、お店のサービスがしっかりしていることが大前提です。お客様に満足してもらうにはどんなメニューが良いか、どんな接客が喜ばれるか、お店は綺麗に保てているかを常に切磋琢磨して考えているお店でこそ本当の効果を発揮します。そうでなければせっかくの特典もただの安売りです。忙しいばかりで結局赤字なんてことにならないように気をつけましょう。

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