飲食店の開業の良い立地、悪い立地

物件探し
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お店が繁盛するかどうかのカギを大きく握っている立地戦略。飲食店開業の「良い立地」の基準とはなんでしょうか?今回は物件探しにおける良い立地、悪い立地について考えてみましょう。

良い立地の条件って?

例えば、人通りで考えてみましょう。駅から徒歩1分、人通りの多い通りに面したお店。これは良い立地でしょうか?悪い立地でしょうか?次に、駅から少し離れた住宅街にあるお店。これは良い立地でしょうか?悪い立地でしょうか?

聞いた印象だけで考えると、前者の駅近の物件は良い立地で、住宅街の物件は悪い立地のように聞こえますね。ですが、駅前のお店が絶対繁盛するかと言われればそうではありませんよね。繁盛している店、暇な店どちらもあります。

また、駅から離れているからお客さんが来ないのかと言われればそうでもありません。住宅街の中でも、繁盛しているお店はたくさんあります。

コンセプトとの相性を見るべし

こういったようにお客さんとなりうる人通りの多さだけでは、立地の良し悪しは決まりません。それでは、良い立地と悪い立地は何が基準なのでしょうか?

それは、自分の持っているコンセプトとの相性です。

あなたのやりたいお店との相性が「良い」立地。あなたのやりたいお店との相性が「悪い」立地。と言い換えればわかりやすいと思います。

例えば、あなたは「知る人ぞ知る隠れ家イタリアン」をコンセプトとして開業を考えているとします。この場合、駅前の人通りに面している場所には出店しませんよね。コンセプトと違いますので駅前は「悪い」立地になります。この場合は駅から離れた場所や、路地裏の通りなどがコンセプトにあった「良い」立地だと考えられます。

まとめ

つまり、立地の良し悪しは、その場所や人通りの多さなどに依存するものではなく、あなたの持つコンセプトとの関係の上に出来上がるものなのです。

ですので、「良い立地」でお店を開業したいのであれば、まずは自分のコンセプトを明確化すること。そして、その立地との相性をよく考えてみることに尽きます。

立地には様々な特性がありますので、それらをよく理解した上であなたにとっての良い立地を見つけて下さい。

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