繁盛飲食店のtwitter活用術

集客&販促
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チラシ、ホームページ、SNSなど数ある集客方法の中で、今日紹介するのは「twitter(ツイッター)」です。ツイッターって何?という方や、登録はしているけど使えていないという方のために、飲食店においてツイッターをどう活用すべきなのか?日々運用のコツや、集客ツールとして使用する際のポイントをまとめています。

ツイッターとは?

ツイッターとは、簡単にいうとテキスト中心のSNSです。1回のツイート(投稿)には140文字という制限が設けられており、気軽さをウリとしています。テキスト中心と書きましたが、写真や動画を投稿することも可能です。メールアドレスさえあればアカウントを作成することができます。匿名性も比較的高いので、一人でいくつもアカウントを持っている方も多くいます。

個人の利用だけではなく、大企業から中小企業も利用しており、飲食店だけではなく美容室やサロンまで法人・個人、業態問わず利用されています。

特徴①メイン利用者は若年層

ツイッターの利用者は10~20代といった比較的若い人が多いです。良くも悪くも近年の情報や流行りのスピードはどんどん早くなっており、若い世代では特にその傾向が強くあります。一時期の流行に流されず、圧倒的な情報量に負けず、運用していくことは大変ですが、この年代をターゲットとしているお店はツイッターを導入する価値は存分にあると思います。

特徴②拡散されやすい

ツイッターの大きな特徴として、「拡散されやすい」ということが言えます。ツイッターにはリツイートという、人の投稿をシェアできる機能があります。このリツイート機能と気軽さ、匿名性が揃い、情報が拡散される可能性が他のSNS(FacebookやInstagramなど)より高い傾向にあります。この情報が拡散されやすいという特徴は、使い方によっては強い武器になりますが、悪い情報が拡散された時には大きな傷を負うことになりますので注意が必要です。

特徴③世間の「今」を知ることができる

ツイッターのユーザーは4500万人を超えています。そこに気軽さが加わることでリアルタイムな情報がツイッター上では繰り広げられているのです。今流行っている食べ物、服、言葉などなど、多くの最新がツイッターにはあります。情報発信ばかりではなく、情報を受信するためのツールとしてもツイッターは大いに活用することができます。

お店の集客にツイッターを活用する

さて、ここまではツイッターの特徴をみてきましたが、この特徴を踏まえお店の運営や集客にどのように活用できるかをみていきましょう。

全ての行動の目的はフォロワーを増やすことに集約される

どのSNSでもそうですが、フォロワーの獲得が何より大切です。フォロワーとは「あなたの最新情報を受け取ります」と登録(この登録をフォローと呼ぶ)してくれた方のことです。このあなたのお店のフォロワーをどのように集めていくか?が日々ツイッターを集客ツールとして運用していく上でのキーとなります。それは毎日配信を続けること、チラシを配ったり店頭に置いてPRすること、来店されたお客様に積極的にフォローしていただくよう声かけをすることといった、地道な活動が必要になるでしょう。労力や時間が多く必要になるでしょう。ですが、その少しずつ集まったフォロワーがお店の財産となっていき、使った労力や時間の何倍もの価値となりますので諦めずに続けることが重要です。

情報発信と情報収集

ツイッターの活用方法は2つあります。1つは「情報発信ツール」としての活用。もう1つは「情報収集ツール」としての活用です。

情報発信

情報発信はツイッターの典型的な使い方である「ツイートをする」ことを指します。お店の日々の情報発信です。本日の日替わりランチの内容や、ハッピーアワー開始のお知らせ、新鮮な魚の入荷の案内などを発信します。もちろん期間限定キャンペーンの案内なども流しても良いのですが、情報が流れるスピードが早いため、すぐに新しい情報に埋もれてしまいます。そういった期間がある程度長いお知らせに関しては一度だけではなく定期的に流すことを意識しましょう。

また、あなたのお店ならではの情報を流すことによってリツイートされ拡散を促し、フォロワー以外の人へ届けることも意識しましょう。リツイートしたくなる情報というのは、要は「この情報を多くの人に教えたい」と思ってもらわなければいけません。そう考えると日替わりランチの内容やハッピーアワーのお知らせでは弱いですね。料理に関する時短術や、鮮やかな盛り付けの写真などお店の宣伝やサービスの案内じゃない「お役立ち」や「面白い」情報を発信することも考えましょう。

情報収集

特徴③でも書きましたが、ツイッターにはリアルタイムな情報が多く集まっています。それはトレンドと言われ、現在どういったことが多くツイートされているかを知ることができます。これを知ることにより、お客様とのトークに活かすこともできるでしょうし、飲食に関するトレンドがあればそれをメニューに取り入れることもできるかもしれません。そこにある情報によって価値は変わりますが、要は情報を発信するばかりではなく情報を受け取る、または探しにいくという使い方がツイッターにはあるということを覚えていただければと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?ツイッターは人によっては、Facebook、Instagramよりも取り入れづらい印象をお持ちかもしれません。しかし、テキスト中心という気軽さ、情報の拡散力という面においては他2つのSNSにはない強みとなっておりますので、ターゲットとしているお客様の層やお店のスタイルによっては大きな武器となるSNSです。ツイッターに限らずどのSNSでも言えることですが、すぐに効果が出ることは少ないです。少しずつ育て上げてこそ、大きな力を発揮するものということをお忘れなく。あなたのお店の集客ツールとしてツイッターが活躍すれば幸いです。

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