前回、お店のロゴの重要性についてお話しました。ロゴはお店の印象を決めるとても重要なものですね。では、ロゴはどうやって作ればよいのでしょうか?今日はロゴの作り方や外注する際にデザイン会社を選ぶ注意点についてまとめました。
あなたに合ったロゴ制作
ロゴをプロのデザイナーに依頼すると、大きさにもよりますが、2~3万から高額な場合は数十万程度かかる場合があります。開業時はロゴの制作に資金や時間を割く余裕がなく後回しにするという話も耳にします。制作方法は大きく分けて3つあります。開店準備の進み具合や予算に合わせて自分に合った方法を選びましょう。
1illustratorやPhotoshopが得意なあなた
IllustratorやPhotoshopが得意な方は、自分でロゴを作るのも楽しいでしょう。しかし、ありきたりなデザインになってしまったり、フォントがしっくりこなかったりするものです。そんな時は、インターネットでロゴデザインを紹介しているサイトを参考にしてはいかがでしょうか?もちろん、完全に真似することは絶対にしてはいけません。しかし、色使いやフォントは、苦戦しているときにはとても参考になります。また、デザイン案作成後のブラッシュアップの参考になります。
2有料でも納得のロゴを作ってスタートしたいあなた
とにかく、きちんとしたものを作って、お店をスタートしたい!という方は、外注するのがおススメです。外注には2つの方法があります。一つめはプロのデザイナーに依頼する。二つめはクラウドソーシングサイトを利用する。
プロのデザイナーに依頼する場合は、インターネットや知り合いの紹介などを参考に、自分で探すことになります。クラウドソーシングも自分でサイトを検索します。クラウドソーシングは、プロデザイナー以外に、アマチュアの方もサイトに参加しています。そのため情報量も多く、値段も様々です。もしかすると、お手頃な価格でお気に入りのロゴ作成ができるかもしれません。
3可能な限りコストを抑えたい。でも自分では難しいあなた
インターネット上には、無料でロゴ制作ができるサイトがあります。カスタマイズできるかどうかは、サイトによって違いがあります。人気のサイトを見つけて試作してみるのもひとつの方法です。
ロゴ制作を依頼する時に抑えておきたいこと
1イメージを見える形にするために
飲食店を初めて開業する場合、ロゴ作成も初めての経験になるでしょう。イメージを見える形にしていく作業において、デザイナーのデザイン力はとても重要になりますね。加えて、見える化する作業においてコミュニケーション力も重要です。経験豊富なデザイナーはどういう聞き方をすれば、お客様が言葉にしやすいか、伝えやすいかを経験的に理解していると思います。しかし、経験の浅いデザイナーであっても、そのスキルを持ち合わせてない人もいます。経験や実績は一つの指標になりますが、最終的には自分で話してみて決めるのが良いでしょう。
2お店への思いをロゴに込めよう!
ロゴマークはお店の顔であり、コンセプトを表現する一つのツールでもあります。当然制作には、コンセプトに込められたストーリーや思いをデザイナーと共有することが必要です。そうやって出来上がったロゴは、あなたのお店の顔の役目をはたしてくれるでしょう。
3納得のロゴを作るために
依頼した制作会社によっては、アレンジや修正の回数を決められている場合があります。そうなると、回数制限のため、納得できずに完成という事も出てきます。依頼する時には、回数制限があるのか、追加料金があるのか、無制限にしてもらえるのかは確認が必要です。
しかし、納得のいくまで修正し続け開業時にロゴが完成していないという事になると、本末転倒です。それを防止するためにも、依頼段階ではお店のコンセプトを言語化しておく、コンセプトと合わせてロゴのイメージ作りをしておくなど事前準備をしっかりしておきましょう。
4ロゴの使用用途により不具合があることを予測しておく
ロゴマークはお店を運営する際、さまざまな場面されます。用途によって、ロゴの大きさを変えた場合に不具合が出た場合、それに合わせて使用方法をフォローしてもらえると安心ですね。
5結局いくらになるのか
デザイン会社を探していると、会計が分かりにくい会社やサイトが多くあります。「予算に応じて」「オプション価格」という表記を目にすることが多いですが、結局いくらになるのかわかりません。そうなると、依頼側としては知りたい情報を得ることができません。明朗会計は重要です。
まとめ
お店のロゴの作り方と、デザイン会社の選び方について、参考になりましたか。今やインターネットを活用すれば、かなりの情報は集めることができます。その中から自分に合ったものを見つけだす。ポイントを絞って探していきましょう。